古代マケドニア アレキサンダー大王 スターテル金貨 価格変遷

人類史上最も有名な人物と言って過言ではないアレキサンダー大王。
アンティークコインに一度は興味を持った事のある方であれば、コインの存在もご存じのはず。
コレクション、投資用としてだけではなく、資産として次の世代に継承いただきたい1枚です。

理由①価格の安定性

下記2つのグラフは、2015年~2019年2月までのアレキサンダー大王金貨の海外オークション平均落札価格です。

MSクラスは$10,000前後、AUクラスは$4,000前後を変わらず推移しています。
変動の多いモダンコインに比べ安定している数値です。
以上を踏まえ、「お金をコインに変えておく」には最も適しているコインと言えます。

理由②人物の人気

幼少期から文武両道に徹した教育を受け、336BCに父フィリッポス2世が暗殺された後、マケドニア王国の国王に即位。

334BC、アケメネス朝ペルシャに遠征を開始(東方遠征)、ギリシャ、エジプト、小アジアといった広範囲をその支配下におさめる事に成功。帰路途中、熱病(暗殺説もあり)にかかり死亡。(享年32歳)

2300年前の人物にも関わらず、戦略・戦術に長け「戦いのカリスマ」と今日まで神格化されている人物は歴史上彼を置いて他にいません。

「資産」と「知恵」を継承するに相応しい1枚です。

さてこのアレキサンダーですが、ちょっとした違いでとんでもない価格に激変します。

こちら、最も高額(約1,800万円)で落札されたスターテル金貨、通称”フライング・ニケ”。
裏側の女神ニケの作りが最も美しいとされ、足元が羽ばたこうとしいるかの如く開いている事からその名が付きました。


こちらは通常のニケ神(50万円程度で落札)

”フライング・ニケ”が市場に出て来る事は滅多にありませんが、
海外情報の発信や買付代行も行っておりますので、ご興味のある方はご連絡をお待ちしております。