第一章-12 詐欺システム?銀行、中央銀行の仕組み

◆詐欺システム?銀行、中央銀行の仕組み

そもそも、中央銀行の前に銀行の仕組みから簡潔に。※ご存知の方はどんどん飛ばしてください

「銀行」銀行は金貸しです。お金を貸し出すことで、その利子を付けて返してもらう事で収益にしています。この金利という仕組みが元を辿ると詐欺的システムです。現在の仕組みではなく、重商主義=金貨銀貨がお金であり、預かり証として紙幣を発行していた時代の頃。

この預かり証を発行した際or新しい金貨銀貨を発行する際、銀行家はこれらのお金を発行し、国民にそのお金の価値を信用させ流通させます。例えば、100人の国民一人ずつに10ずつ金貨を配布し、年利1%だったとしましょう。そして1年後に一度全額(元本と利子)を返してもらうという事があったとすると・・・銀行は国民から集めた資金1000枚金貨という単位のお金を発行します。ですから国には1000枚の金貨しか存在しません。そして1年後、それぞれ様々な取引をすることで、100人の人々は稼いで20枚の金貨を保有している人もいれば、0になっている人もいます。0になった人は返せないということになりますので、銀行家は資産の没収などを実施していくということになりますが、ここで重要なのは、金利の話なので、割愛します。仮に全員均等に10枚の金貨をそのまま持っていたとします。

そうすると・・・あれ?全員利子分を返せない・・・という事になります。

というよりも、その国にはそもそも1000枚しか金貨が無いのに、金利1%ということは、1010枚の金貨が無いと絶対に返せないという事になります。
これが、中世ヨーロッパの銀行の詐欺的システムと言われているものです。

しかし、今現在は全く違います!!!

現在は信用創造。銀行に金が無くてもお金は作り出せます。無から生み出せます。
皆さんが銀行でお金を借りると時は、銀行は無から預金を生み出すのです。銀行の資産としてのお金、そして借りた皆さんの負債としてのお金です。
ここ、結構勘違いをするのですが、決して銀行は、誰かの預金をあなたに貸しているわけではありません

???

そんな馬鹿な、と思われる方は最後まで(次章以降)きちんと読んでくださいね。

続いて、「中央銀行」です。

これは銀行の中の銀行で、勿論現在は無からお金を作り出すことが出来ます。金本位制であった頃は、中央御銀行が金をかき集めていました。金がお金の量を決めるので。ですから、イギリスやアメリカの中央銀行は金本位制だった頃、貿易収支が赤字になると大変な事です。諸外国との間でモノやサービスを売る(=諸外国から金が流入)よりも、買う方(=諸外国へ金が流出)が多いと、中央銀行から金が少なくなります。

ですから、金本位制下での中央銀行は貿易黒字が絶対です!金が少なくなると、国内でのマネーの量が減ってしまうので、貸し出しが出来なくなったり、それこそ信用の低下を招いて通貨の価値自体に問題が生じると経済は大混乱してしまいます。
しかし、今現在は金本位制ではありません。無からお金は生み出せます。
実際は、政府が「国債」という借用証書(=政府が借金します!という証明書)を発行し、それを引き受けることで、中央銀行からお金が生み出されます。
日本の場合は、日銀の中にある日銀当座預金というところに生み出されます。
この国債は、政府が借りるので、金利が付きます。今現在日本では超低金利でほぼ0orマイナスになっていますが、数年前までは数%金利=利子を付けて返すことになります。

この利子は誰がどのようにして返すのでしょうか?

政府は基本的に国民・企業からの税金で財政を賄っています。よって、この政府が発行する国債が増えれば増えるほど、税金は増えますよ~という事でもあります。これが基本です。

日本の場合は、日銀が政府の子会社にあたるので、更に国債は全て円建ての日本国内での貸し借りなので少し事情は変わりますが、これは別途解説したいと思います。この本の肝のような事なので、きちんと次章で解説させて頂きます。

さて、国内、市場のお金というのは政府の債務から作られるのが中央銀行の役割であり仕組みです。この国債は金利が付くので、中央銀行がお金を発行すればするほど、国民企業は税金が増えるという事で、これが詐欺的システムではないか!?という議論が世界中で起きているという事です。

残念ながら、日本では本当に極わずかですが。。。

なので、次章以降をきちんと読んで、理解して、他人に説明できるようになると自分のものになりますので、それまでお付き合いください^^