第一章-9 明治維新というグローバリズムで日本から金が大流出!

◆明治維新というグローバリズムで日本から金が大流出!

さて、この1850年後半から1868年の戊辰戦争辺りのこの明治維新下で、江戸幕府の鎖国から自由貿易という名のグローバリズムに飲み込まれた日本は、金が大流出してしまいます。

これは、1858年に日米修好通商条約という日本とアメリカで結ばれた条約から始まります。

今までイギリスとフランス、そして金貸しロスチャイルドが出てきましたが、アメリカがここで出て来ます。実際には1800年代初頭からアメリカは何度も日本を訪れていましたが、ペリーが黒船に乗って1853年に来航します。その後、沖縄で楽しんだ後(この表現、沖縄の皆様には申し訳ございません)アメリカに帰国しますが、その後に両国で結ばれた条約です。「日米修好通商条約」という言葉だけを聞くとなんとも友好的な条約に聞こえますが、完全なる不平等条約でした。

その中の一つが、金銀交換比率です。

簡単に言うと欧米(特にイギリス)が金本位制であったことに対して、日本は事実上の銀本位制であった為、欧米では金の価値が高く、日本では金の価値が安かったのです。
よって、この不平等条約下において、世界的な通貨(銀貨)の一つメキシコ銀貨1枚を日本に持ってくると、一分銀3枚と交換、それを小判に換えると3/4枚と交換、それを欧米でまた両替するとメキシコ銀貨3枚になるという、欧米からすると一度の両替で資産が3倍になる魔法の様な条約でした。

これによって、日本から金が大量に流出した為に、日本では極端なインフレが起きます。これは先のローマ帝国のハイパーインフレと同じことで、金が少なくなったので、江戸幕府は小判の金の含有量を1/4に減らします。これが万延小判と言われるもので、今までの小判の1/4の金の含有量が無いので、市民たちはその小判を嫌います。支払いとしては今まで1枚の小判で買えたものが4枚無いと買えなくなります。=インフレ

これが江戸後期の極端なインフレです。こうすると経済は混乱します。適度なインフレは資本主義経済において理想的ですが(詳しくは別章で)、極端なインフレはお金だけ持っていると資産価値を落とすことになるので、混乱します。

という日本から見た視点ではなく、世界から見た視点ではどうだったでしょうか?
日本から流出した金はどこにいったのか?
・・・これは、アメリカです。そしてその当時1861年~1864年はアメリカの南北戦争でした。この戦費を獲得するために、日本の金が使われ、武器を提供したというのが、これまたロスチャイルドです。

更に、この1864年に終了した武器が、行き場を失って、1868年の日本の戊辰戦争で使われるという事で日本の金が武器になって戻ってくるという皮肉なことになりました。勿論、これら貿易、戦争でビジネスをしていたのはロスチャイルド達金貸しです。

いやいやそんな事はあるはずがない!という方もいると思います。

新聞、TVだけを見ている人にとっては、結構衝撃的な話かもしれませんし、それこそ陰謀論だ~と言う方もいらっしゃるかもしれません。
本や、様々な情報ツールから入手されている方々にとっては、これは常識中の常識です。
歴史は時の権力者によって作られます。美化もされたり、陥れられたり。

前述のキリスト教を活用したローマ帝国しかり神聖ローマ帝国しかり、キリスト教はキリストの死後12人の使徒たちとその他人々によって作られたものです。それを世界中の人々が信用するために、今もローマ教皇がバチカンに君臨し続け、そしてそのキリスト教を利用して時の支配者たちが国家を支配していたわけです。日本の教科書は戦後GHQによって、相当歪められましたが(黒塗り教科書等々)、今現在はアメリカの属国です。これは追って説明していきますが、これら国家や権力者によって歴史は作られ続けている、これが歴史の真実ではないでしょうか。

ちなみに・・・このロスチャイルド、ロンドン家のナサニエルは、その後松方正義、高橋是清などを教育し、松方正義によって日本に中央銀行=日銀が設立されます。1882年の事で、日本政府が55%、民間が45%の出資で設立されました。この民間45%というのが不気味で、公表されていません。