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「貯蓄から投資」実態は逆

こんにちは、西村です。

7/31の日経新聞、毎日新聞等の記事です。

【「貯蓄から投資」実態は逆 】

「家計保有額、30兆円以上過大計上 日銀」ということです・・・。

統計データというものは、見る角度や収集するデータ角度や切り方によって大きく数値が異なってしまうという事は

私も前職の一部上場企業の会計データ等から決算報告書やプレゼンデータに活用するのに実体験していましたので良く分かります。

が!

その数値結果から、まさに日本人の行動が逆転してしまう・・・という報道になっていくという事は怖いですね(><)

訂正するのであれば・・・
「やっぱり貯蓄が好きだった日本人」
でしょうか!?

だからこそ、昨日書いたブログにあるように、結果、米国と、
この数十年間で大きな貯蓄の差が生まれてしまうようになっているという事も納得できます。

そして、相続時に気づく日本の本当の恐ろしさ・・・。

昨日も、とあるお客様からこんなメッセージを頂きました。
「数年前の相続時に税務署が来られて金庫の中から机の中まで見られ、
一日中いられて本当に嫌な思いをしました。そして追徴課税を数百万円持っていかれました」

その方もおっしゃっていましたが、税金を取ろう取ろうとどの国もどの時代も必死になっていますが、
逆にタックスヘイブン化した国になれば国が栄えるのでは?と思ってしまいます。

まぁそういう柔らかい頭を持っている政治家はいないでしょうけれども・・・
いたとしても潰されるでしょうし・・・。

また、日本は戦後、預金封鎖を経験しています。
1946年 昭和21年です。

【預金封鎖】(Wikipediaリンクへ)

【日本の1946年預金封鎖】

貯蓄が安全・・・って日本人が思っている事・・・
70年以上前の事は忘れてしまいますよね・・・。

上の記事にも書いてありますが、
当時は預金封鎖と同時に財産税として預金、株式、不動産、すべての資産に対して課税されたようです。

<財産税 当時の課税価格と税率>

課税価格 税率
10万円超-11万円以下 25%
11万円超-12万円以下 30%
12万円超-13万円以下 35%
13万円超-15万円以下 40%
15万円超-17万円以下 45%
17万円超-20万円以下 50%
20万円超-30万円以下 55%
30万円超-50万円以下 60%
50万円超-100万円以下 65%
100万円超-150万円以下 70%
150万円超-300万円以下 75%
300万円超-500万円以下 80%
500万円超-1,500万円以下 85%
1,500万円超 90%

勿論、今と物価が大きく異なりますが(現在は約400~500倍)、
この時全ての国民の資産はリセットされたと言っても過言ではないでしょう。
1945年に終戦となった翌年ですからやむを得ない・・・という方も多くいらっしゃるかと思いますが、
“やむを得ない”=戦争というのは、今のご時世、戦争だけではなく、
様々な事でやむを得ない事象が起こる(起こせる)と思ってしまうのは私だけでしょうか?