皆さま、こんにちは。
昨日のブログをご覧いただけましたでしょうか?
第4問の答えです。
Q,ジョージ6世の前の国王は、そのお父様のジョージ5世である?

答えは、×です。
※エドワード8世が1936年に即位、325日という短い期間で退位しています。
右から、イギリス国王エドワード7世、孫エドワード(後のイギリス国王エドワード8世)、同じくアルバート(後のイギリス国王ジョージ6世)、エドワード7世の長男で王太子ジョージ(後のイギリス国王ジョージ5世)(1908年頃) ※wikipedia ジョージ6世より
ジョージ5世は1910年に即位、戴冠式が1911年であり同年即位記念金貨セットが発行され、
5£金貨は2812枚発行されています。彼の即位期間の1914年からは第一次世界大戦でドイツと
交戦しますが、大きなマネーの歴史という意味で変革を迎える時期に当たります。
1800年代のポンド基軸通貨(1822年~)=イギリスが世界を支配していた時代から、
1900年代のドル基軸通貨制度(ウィキペディアに遷移します)(1933年金本位性の脱退、
1944年ドル基軸通貨制)=アメリカが世界を支配していく時代の変遷に当たります。
またFRB(アメリカ中央銀行)が1910年~1913年にかけてアメリカで発足をすることに
よっても、イギリス⇒アメリカにマネーと覇権が移り変わっていく重要な時期に当たります。
実際にはジョージ5世の功績がそこにあったかは定かではありませんが、世界大戦を絡めた
資金調達に、銀行家達との積極的な議論が交わされていたであろう、そして強きイギリスの
プライドをかけた戦いが、そこにあったであろう時代の国王ジョージ5世です。
そんなジョージ5世の最高鑑定の金貨を、ご用意しております。
ご興味ございましたら、こちらからお問い合わせあるいは、
是非一度銀座ギャラリーでご覧くださいませ。
そして、第5問です。
Q,エドワード8世は短い期間で即位記念貨をオフィシャルには発行されていないが、ファンタジーコインとして数百枚だけ発行されている。彼が何故短い期間であったかというと、アメリカ人女性と結婚する為に退位したことで、国よりも愛を選んだというストーリーで一部のコレクターから絶大なる人気がある?

ユーゴスラビアでウォリスとともに休暇を過ごすエドワード8世(1936年)
クイズの正解は、またブログで発表いたします!