アン女王が崩御した後、彼女に子女がいなかったため、はとこのジョージ1世がイギリス国王として迎えられました。
54歳で即位したジョージ1世はドイツで育ったため、英語がほとんど話せず、またハノーヴァー選帝侯でもあったため、しばしばドイツに帰り政務をほとんど見ていませんでした。(一説にはロンドンに馴染まなかったとも)そのため政党政治が定着し、責任制内閣の原則が確立していきました。
イギリスはこの後ジョージ2世、ジョージ3世、ジョージ4世、ヴィクトリアと大英帝国の繁栄期を迎える事になります。
◆1716年
◆1717年
◆1720年
◆1726年
◆最新鑑定表
徹底解説
表面:月桂冠を戴くジョージ1世の右向き肖像
GEORGIVS・DG・M・BR・FR・ET・HIB・REX・F・D
(グレート・ブリテン、フランス、アイルランドの国王にして信仰の擁護者、神の庇護を受けしジョージ1世)
裏面:交叉する笏杖と4つの盾の紋章
BRVN ETL・DVX S・R・I・A・TH・ET・EL・1716
(ブラウンシュヴァイク公爵、レーネンブルグ公爵、第一財務卿、神聖ローマ帝国選帝侯)
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