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マネーの狭間で愛と平和を祈る彼ら (Love & Piece)

マネーの狭間で愛と平和を祈る彼ら
(Love & Piece)

 

突然ですが、あなたは“フリーメイソン”についてどのようなイメージを持っていますか?

1648年 ヨーロッパ各国は全土で続いていた30年戦争 宗教戦争という名の民族大虐殺の争いから手を取り合い終息宣言を行った=ウェストファリア条約

これが事実上の世界初の平和条約とも言えるが、それまでの争いは、女子供関わらず異教徒は「犯せ、殺せ、奴隷にしろ!」という合言葉があったほどの悲惨な世界であった。

その後の17世紀後半から約200年ほど貨幣の信用力はそれまでの宗教=キリスト教カトリックという絶対的なモノを失っていく事になる。

それを物語るかのように、貨幣=キリスト教カトリックの信用を根底に各国で鋳造されていた貨幣にはその皇帝の肖像画が描かれていた時期から様変わりしていく地域が出てくる。

特に古代ローマ帝国時代から約1800年ほど続いていた現ドイツ、フランス(ガリア)周辺では長く続いていた皇帝=カトリック絶対主義からプロテスタント(抗議者)、ユダヤ教徒、イスラム教徒など異教徒たちが生きる場所が生まれていった為、彼らはその『自由』をさぞ喜び歓喜したことだろう。そしてウェストファリア体制の約200年間彼らはその自由を貨幣で思う存分表現した。


1698年 ニュルンベルグ 自由都市都市景観6ダカット金貨
ウェストファリア条約50周年記念

1802年 ハンブルグ 自由都市10ダカット金メダル


(1709-1722)イタリア ヴェニス 15ゼッキーニ金貨

 

1887年 フランス 100フラン エンジェル金貨

 

彼らとは貨幣を鋳造する人々、ユダヤ人達である。そしてその『平和』が続いた200年間彼ら独自のネットワークによって各地域でその『自由』と『平和』を表現していった。ネットワーク=フリーメイソンである。

そう、この時から元々石工=建築組合であったその組織は、石工職人でなくても入会が出来る組織となり、いわゆる思弁的フリーメイソンという人々が増えていくようになっていった。そして元々中世ヨーロッパの石工組合は教会などの公共施設を建築する手前、その特性上秘密保持を絶対としていた。現在の一つの会社でその会社の企業秘密は他社に口外してはならない=秘密保持契約をほとんどの従業員は結んでいるはずだが、それに近い。ただ、宗教的儀式もあった為に、部外者から見ればそうれは相当怪しい光景であった事だろう。

一方で、その『自由』は彼らの持つ能力を存分に生かすことになり、建築士、哲学者、弁護士、医者、政治家様々な有識者であった彼らが集まり、秘密裏に今後の社会を構想していく事になる。

性善説で言えば、自由・平等・友愛を歌った、まさにフリーメイソンの歌うシステムであったであろう。

 

性悪説で言えば選民思想を持つ彼ら、そして国家を持たずとも生き残る強さを持つ彼ら、彼らが握るマネーで世界を統治する事を画策し、民間+中央銀行という通貨発行権利を手に、暗躍していく。

18世紀末、アメリカの独立、フランスの独立、ヨーロッパ各国は王政からの脱却を図り、産業革命と相まって貨幣の信用力は国家・王・宗教に変わって資本=マネーが絶対となる。

その後も、各国で愛と平和を歌った彼らのメッセージはありつつも、自由を手に入れたマネーはまるで自らの意思を持つように増幅し、その力を付けていった。

 

さて、そんな彼らにも別格視している存在がいる。

BC336-323 小国マケドニア王国の若き王 アレクサンドロスⅢ世 アレキサンダー大王

 

何故、フリーメイソンが、ユダヤ人がアレキサンダーを別格視している存在なのか?

勿論、彼らユダヤ人の絶対的存在は天地創造の神ヤハウェであるが、この人類の中で別格視している存在が彼アレキサンダー・・・は何故なのか!?

 

次章にて・・・