第一章-2 お金は信用されなくなるとハイパーインフレを起こす
◆お金は信用されなくなるとハイパーインフレを起こす【重商主義下では】 さて、その信じていたコインが国民人々があれ!?と信用しなくなっていった事が起こります。紀元後200年を過ぎた頃の古代ローマ帝国です。 古代ローマ帝国は…
2019.06.05 Nishimura
◆お金は信用されなくなるとハイパーインフレを起こす【重商主義下では】 さて、その信じていたコインが国民人々があれ!?と信用しなくなっていった事が起こります。紀元後200年を過ぎた頃の古代ローマ帝国です。 古代ローマ帝国は…
2019.06.05 Nishimura
◆「信用」させる最も良いツール「キリスト教カトリック」 さて、この“信用”ですが、その後中世ヨーロッパでは、人々に“信用”させる為に、抑圧的な体制を敷きます。それがキリスト教カトリックです。 元々のユダヤ教信者であったイ…
2019.06.09 Nishimura
◆人々の自由と共にマネーの姿が変わっていく さて、そんな悲惨な宗教戦争後、1648年にウェストファリア条約(体制)が敷かれます。これは、ヨーロッパ諸国の諸侯達が集まった宗教の信仰を認める条約で、スウェーデンのクリスティー…
2019.06.09 Nishimura
◆ユダヤ人たちが作った金融の仕組みがイギリスへ このオランダで出来上がった金融の基礎的な仕組みが、1688年~1689年にイギリスに渡る事となります。 「名誉革命」です。 歴史の教科書で“やったなぁ”と思いだしていただけ…
2019.06.09 Nishimura
◆イギリスの金本位制による信用!だが・・・ こうして基礎的金融構造が出来上がったイギリスには、更に金が流入することになります。 1700年代には世界で算出される金(キン)1623トンのうち、イギリスが840トンと約半分超…
2019.06.15 Nishimura
◆ポンド基軸通貨制度を支えたのは政府でも王でもない マネーは信用に成り立つものではありますが、この19世紀、国民人々はイギリス王室に対して(ビクトリア女王が長かった)国民・国家の象徴として位置づけられていた事から信用が生…
2019.06.15 Nishimura
◆ワーテルローの戦いで逆売りを仕掛け莫大な富を得るネイサン・ロスチャイルド 1789年フランスは市民革命が起き、数百年続いたブルボン王朝が滅びることになります。フランスの王朝は、御存知のようにルイ〇〇世による絶対王政=王…
2019.06.15 Nishimura
◆明治維新というグローバリズムで日本から金が大流出! さて、この1850年後半から1868年の戊辰戦争辺りのこの明治維新下で、江戸幕府の鎖国から自由貿易という名のグローバリズムに飲み込まれた日本は、金が大流出してしまいま…
2019.06.15 Nishimura
◆次なる産業革命でイギリスからアメリカへ覇権が移っていく 18世紀(1700年代)後半、イギリスは世界で最も早く綿織物や鉄道といった産業をお越した産業革命によって、大きな利益を得ることになりました。しかし、実は1800年…