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日本経済沈没の最中に価値向上する”資産”とは?

2019年の世界の大きな流れ

世界中のマネーの動き、経済の動きが物凄い勢いで変わっています。※投資家の皆様は耳にタコが出来る事と思いますが(笑)
改めて少し整理をしたいと思います。

■世界の経済成長(GDP)と消費者物価の推移

ざっくりと、世界の成長率は3%程度=物価は3%ずつ上がっている状況

しかしながら、グラフの通り世界の成長を押し上げているのは新興国、そして中国。また先進国の中ではアメリカだけが突出しています。

はい、そして日本は20年間ほぼ経済成長をしていません。

【1人当たり名目GDP】
諸外国が成長を続ける中・・・とはいえ、スイス、アメリカ、オーストラリアなどは大き成長していますが、ドイツ、イギリスなどはこの10年低迷中
日本は、香港にこの10年で抜かれ・・・中国は人口が多くまだ格差が大きいので、一人当たりGDPこそ差はありますが、国力でいけば世界2位は御存知の通り
=日本は成長が止まっている

何故、日本だけ成長が止まっている?

EU諸国も経済成長が鈍化していますが、この理由は明快です。
政府の経済失策です。 ※勿論マクロでの考え方です。ミクロで日本人の精神的努力が・・・という御用経済学者達のような精神論を語るつもりはございません

① 財政支出を怠った

②「消費」に対して税金を上げた

先日も、お客様とお話をしていても、「全く何をやっているのか?政府のアホさにはあきれる一方だわ」と。
さて、データだけ張り付けておきたいと思います。

日本政府の経済失策① 政府支出について

※出展:中野剛先生のHPからだったかと思います

要は、世界各国、政府が支出(財政出動 ※金融緩和ではありません)しているにも関わらず、日本は支出を抑えているという事
貨幣理論を熟知されている方はお分かりの通り、これは

政府が黒字に(プライマリーバランスの維持=財政均衡)⇔民間は赤字に

言い換えれば、政府は民間、国民にお金を使いません=民間国民の所得を上げません

という事です。これを支持しているが主流派経済学と呼ばれるIMFなどの通貨発行権を持つ組織の御用学者です。ですから、IMFの影響下で強い影響を受けている、日本やEUなどは財政均衡化を続けているので、経済成長が鈍化しています。日本以外にもドイツも、フランスもイタリアも、そしてそれを推し進めたギリシャなんかは財政破綻したことは記憶に新しいところかと思います。※財政均衡化が財政破綻を招くという(笑)

政府が赤字で問題無いという事、世界比較すると

というよりも、政府支出が民間の所得を生むわけで・・・それが今のお金の仕組みです。

良くわかならない!財政破綻の話等は、MMT(現代貨幣理論)を動画にしていますので、どうぞご覧ください。

財政破綻の問題は、ギリシャや日本を比較しても自国通貨建てではない国債発行であるという事がこの数十年で証明されてしまいました。

あ、ちなみに・・・これら知らない方にとっては、「都市伝説なら良かったのに・・・」と中田敦彦も言っていますが、メディアは彼らに支配されていますので、致し方なしでもあります。

情報操作されていますよ~という事

 

日本政府の経済失策② 消費に対する増税

※TBSかTV朝日かどこかの番組でやっていた表です。

消費税をかければ、消費が低迷する

こんな小学生でも分かる事ですが、ポイントは消費税を上げると、上げた年だけではなく、それ以降の伸び率が大きく下落してしまうということです。1997年まで2.61%の伸び率が、2014年以降0.41%に
藤井聡先生などは、この20年で失われたGDPの総額は6000兆円を越えると言います。確かに・・・。

そして、デフレが続き、日銀が必死になって金融緩和してもびくともしない。当たり前ですが・・・何故なら増やしたマネーは実体経済で使えないものなので(=日銀当座預金が増えただけ)

※勿論、原油価格などの影響を受けないコアコアCPI(緑色)を参照

そして、日本は大貧困国家となったわけです。

そして、消費税は2019年10月から10%、2025年までに20%の予定。
日本国家の沈没化が着々と進行しています。

これは、御存知の通りで、日本は深い闇に包まれており、「経団連」「政治家」「官僚」「特別法人」の特権階級の人たちだけが優遇される腐った組織構造になっているからです。そして、その裏にはGHQ支配から始まった「アメリカ」様がいらっしゃるわけです。アメリカ様と言っても、半トランプ側のいわゆる国際金融資本家(ディープステート)要はFRBの株主、CIA、IMFなどを作った人々達です。

そして・・・

日本以外では、中国が経済成長を続けていますが(鈍化していると言ってはいますが、政府支出を続け、グローバル化していっていますのでまだまだこれからでしょう)、間違いなく2020年代の世界の覇権はアメリカ→中国と見られます。※トランプがどこまで耐えられるか?かと。個人的には2024-2025年まで

さて、前置きが長くなりましたが、それでは

大低迷経済に陥る最中に価値向上する”資産”とは?

①日本が沈没していく最中に価値向上する資産とは?

②世界的な国家経済動向に左右されない資産とは?

③次なる覇権を握るであろう中国の恩恵を受ける資産とは?

※大前提として、金融資産は外します。現在の貨幣制度、そして金融制度の中で、莫大に膨れ上がるマネーの”虚像”
短期的な”投機”であれば良いかと思いますが、虚像であるからこそ、いつ0になるかも分からないものは外します。
そして、金融資産はその道のプロがたくさんいるので、ここで語る事もございません。詐欺だけお気を付けください。世に出回っている実態の見えない投資案件の半分は詐欺です。。。と先日のお客様が仰っていました。

① 基本戦略は海外資産orグローバル資産

要は、海外で取引できるもの=海外の需要があるもの

「不動産」→東京、京都、沖縄などの観光地系の不動産 ※ただ良い物件が庶民に回ってくることなどほぼ無いのでは???

「新興国不動産」→相変わらず多いですが、ほとんどは数年間の塩漬けで、現地業者、仲介業者が本当に信用できるかがポイント

「現金」→世界が毎年3%ずつインフレになっているという事は、現金を置いておくだけでは、10年経過すると、その価値は約75%になっているということ。※実際この失われた20年で海外からみれば、日本の資産は10年で75%、20年で55%になっている→だから外国人観光客にとっては日本は安くて良い国!^^(勿論皮肉です)

「金」→良いのではないでしょうか。有事の金、経済不安の金と言われます。しかし落とし穴は、今現在 金のほとんどが国家対国家で価格を操作されています ※中国共産党はこの数十年 金を買い続け供給をコントロールしています。 ですから、現金の代わりに資産の一部という感じでしょう。

「ワイン」→元々の欧米資産家の愛好品であり価格は上がり続け、業者手数料もそこまで高くないので、保有しやすい。そしてこれからの中国人の流入。しかし・・・偽物が非常に多いのと、保管コストが大きくかかる

「絵画」→1億円/1枚 のレベル感であれば良いかと思います。この市場も作られたマーケットなので、金融市場の崩壊があると影響は受けます。また絵画街関係者の利益率をご存知でしょうか?軽く50%は越えます。何故ならば、絵画は資産ではなく趣味の嗜好品だからです。

「宝石」→ユダヤ人の古くからの資産防衛のツールの一つと言われますが・・・それはユダヤ人たちがブランディングしている逸話です。実際に昔金やルビーなどをジュエリーとして身に付けていたことは事実ですが、1000万円の宝石を買取査定したら・・・50万円だったなんてことはざらです。Sotheby’sなどで出品される本当にレアなもので数億円するようなモノであれば、値打ちはつきますが、オークション手数料、保険等で30%は持っていかれます・・・。

おいおい!じゃあ無いじゃないか!という声が聞こえてきそうですが、だからこそ、お客様からも”お金の行き場所が無い”とご相談されることが多いのも事実です。

② 絶対的なグローバル需要 & 金融経済に影響を受けない物

ブレグジット後のイギリスが不安、EUの経済低迷が不安、ドイツ銀行の破綻が不安、アメリカトランプが不安、中国の共産党政権が不安、新興国の経済成長の鈍化が不安・・・不安を挙げれば本当にきりがありません。

そこで重要なのは、前述のグローバル需要 + 金融経済の影響を受けない物です。

経済は、「実体経済」と「金融経済」に分けられます。前述のGDPが、物価インフレ率が~と言っていたのは、「実体経済」です。
政府や中央銀行が創り上げた虚像の「金融経済」ではありません

言い換えれば、「実体経済」は人々が、何かの欲求で欲しい!という需要があり、金融(ファイナンス)=要は銀行ローンを使えないものです。
ですから、不動産は「金融経済」に位置づけられます。※だからこそ、スルガ銀行の一件から融資が厳しくなった途端に売れなくなる(買い手がつかなくなる)ということです。

ですから、現物資産→宝石、ワイン、その他等が当てはまります。

③ カネカネカネの中国人の動向

中国人は、お金に対する欲求が凄まじい。他人を騙そうが、何をしようが自分たち家族の儲けになる為であればなんでもする。そういう人種である。※私の前妻が中国人でもあり、以前中国でも仕事をしていたので良く分かります

そんな彼らが今思う事。

働いても、稼いでも、結局自分たちの資産ではなく、中国共産党の資産の一部に過ぎない。※不動産は国からの借り物
だから海外に逃がしたい。※現在、規制が凄まじい

この動向・・・日本の10年くらい前と全く同じです。資産家が香港に、ハワイに、シンガポールに、スイスに逃がしていた事と。

そして、彼らが最近気づき始めたのが・・・そして①と②を満たすものが

「アンティークコイン」です。

5年ほど前から彼らは中国のコインを買っていました、法外な価格でも。そしてそれが一巡し、中国コインが海外で売れないことを気付いた人たちが狙っている物・・・それが海外のコインです。
中国人と言っても、様々な諸外国に留学や住んでいる人々もいます。ドイツやスイスの時計、フランスブルゴーニュやボルドーのワイン、オーストリアやイタリアの宝石などを購入しているる事は御存知の通りです。

そんな彼らが、これから購入するだろう時代と国のコインは・・・

✓古代(ギリシャ、マケドニア等)・・・古代は現在の国家、人種の垣根を超えたまさにグローバル需要です。中国人にとっては中国4000年の歴史であったという比較対象(自分たちの方が歴史が深く優れている)にもなっている

✓ビクトリア(19世紀のイギリス)・・・ジョージではダメなんです、知らないので。ただ、ビクトリアはどこに行ってもビクトリアストリート、パーク他知名度が圧倒的です。

✓大型メダル・・・中国人は大きなものが好き。これは日本人とも似ている!?

 

最後に・・・いずれにせよ、全ては「需要」と「供給」で価値は決まるわけですから、

「需要」広い多くの需要、そして今後の可能性

「供給」少なければ少ないほど良い、そして今後増えない

これが一番です。あとは手数料が安ければより安心ですね!