ドイツ 1768年 ニュルンベルク都市景観 ターラー銀貨
Part1に引き続き、ドイツ「ニュルンベルグ」のコインをご案内いたします。
上の紋章は、ハプスブルグ家の紋章でもある、”双頭の鷲”・・・ただただカッコ良い!
そして裏面には、都市景観が描かれ、上部には”光輝の三角形”。これはまさに啓蒙思想のフリーメイソン(秘密結社)のシンボルマークの一つです。
→フリーメイソンについてはこちらをご参照ください
前回からの記述の通り、1648年のウェストファリア条約(体制)からドイツを中心に啓蒙思想が広がり、まさにこの1700年代はフリーメイソンの拡大期でした。それを物語るように、ドイツを中心にフリーメイソンのマークを描いたと思われるコイン、メダルが多数存在します。こちらもそのうちの一つになります。
カトリックvsプロテスタント、そしてカトリックによる抑圧的支配からの人々の自由を、そして自由都市としてのニュルンベルグで鋳造されたコイン。
こちらも裸コインです。是非手に触って感じて頂ければと思います。→オンラインサイトで在庫を見る
※スラブケース入りの鑑定品付きもございます
資産としては、流通銀貨なので、かなりの枚数が流通していますが、鑑定品で50万円前後程度かと思われますので、裸とはいえ10万円前後であれば相当お安いと思います。
というか、裸でこそのコインだと個人的には思います。