1月の高額落札コインご紹介

ご存じの方も多いと思いますが、コイン業界は1月と8月に大きなオークションが開催されます。本日は今年1月に行われたオークションで高額落札されたコインを一部ご紹介します。

①Baldwin’s of St James’s
英国 1703年 アン女王 “VIGO” 5ギニー金貨 MS62(PCGS)

落札価格約9,900万円(手数料等含まず)

ついに出ました!VIGO。(アン女王に関しては先日BLOGにてご紹介しています)

なぜVIGOが高いのか?

VIGO(ヴィーゴ)とはスペインにある湾の名前です。時は1702年、アン女王率いるイングランド・オランダ連合鑑定とスペイン・フランス連合艦隊の間で”ヴィーゴ湾の海戦(Battle of Vigo bay)”が勃発しました。結果は言わずもがな、英蘭軍の圧勝。

西仏艦隊が新大陸(ブラジル)から持ち帰った金銀を手に入れたアン女王、その金銀でコインを作りました。

VIGOのクラウン銀貨は状態の悪い物を含めても市場出現率は3ヶ月に1枚位でしょうか。しかし金貨になると、存在は知っていても市場に出て来るのを見たのは初めて、という方がほとんどのはず。

それもそのはず当時獲得した金はたった3.4キロ!(ちなみに取れた銀は約2トン)

もちろんその全てがコインになった訳では無いので、大変貴重な1枚です。

 

②KUNKER
オーストラリア 1855年 ヴィクトリア女王 ソブリン パターン金貨 PR65CAM(PCGS

落札価格約1,800万円(手数料含まず)

1855年シドニーミントで鋳造された試し打ち金貨。2年後の1857年~1870年まで発行されたソブリン金貨は大量生産されましたが、こちらは現存がたったの3枚と言われています。

③Heritage Auction
アメリカ 1885年 ターラー銀貨 PF66(NGC)

落札価格約4億3,560万円(手数料含まず)

1885年にたった5枚(鑑定枚数は3枚)だけ発行されたと言われている、アメリカで最も希少価値のあるコインの1つ。

やはりアメリカのコインは値段の上下に相当な幅があります。(ちなみにこちらのコイン、Heritage Auctionのコイン部門で高額落札歴代2位にランクインしておりました)

 

3月もオークションにて人気のポルトガレッサーや、定番の5ポンド金貨の仕入を、数枚予定しております。

入荷次第ご連絡を差し上げますので、気になるお客様はご連絡をお待ちしております。