こんにちは、西村です。本日は新聞で気になる記事があったのでご紹介いたします。
2018.7.29の日経新聞の記事で、当日のアクセスランキングでも
3位になっていた記事です。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO33544170Y8A720C1EA1000/
確かに・・・地方の資産を持っている方々が、相続した子供たちが住んでいるのは
都心であり・・・という事ですね。納得!と思いつつ、気になったのはその後の記事です。
有料会員しか記事が見れないと思いますので、直打ちいたしますね。
―資産形成がカギ―
金融庁がFRBや日本の総務省の調査をもとに分析したところ、退職した世代における日本人の
金融資産は米国人の半分以下だ。日本はバブル経済が崩壊した1990年代から横ばい。
この時代にほぼ同水準だった米国人がほぼ3倍に増えた。米国では確定拠出年金などの活用を
中心に「老後を見据えた資産形成が大きな差につながった」
まさにその通り!という記事でしたが、ちなみに私は今現在40歳、1978年生まれなので、
バブルが弾けた1990年頃はちょうど12歳、小学生から中学生時代でした。
就職をした(就職氷河期に突入)のが2000年でしたが、初任給を含めて初めて給料というものを
意識するようになりましたが、その10年日本では給料が上がっておらず、逆にアメリカでは堅調に
上がっていたという事実を思い出しました。
それから18年・・・まだ変わってないのですね・・・というのが実感です。
そして、我々世代はまさにそのデフレ時代を生きてきたので、物価が上がるという感覚を
知りません。
今現在、目標物価上昇率2%と言われていますが、ピンと来ていない人も私の周りで
いるようです。
物価が上がるという事は・・・?給料も上がる?で?という人もいるのが現実です。
今までそんな事を経験していないので分からない。お金のことを学校で教えてくれた
記憶はない・・・
というのが正直な意見なのではないでしょうか。
物価が上がるという事は、現金は価値がどんどん下がっていくという事。
2%という事は・・・単純計算100万円をそのまま放っておくと、10年後、物の価値は
120万円になるという。
最低でも1年で2%以上の資産が勝手に増えていかなければ、一生懸命稼いでも、
資産は減っていくという事になります。その結果がまさに今回の記事に表れている事だと
思います。
それでも、じゃあどうする?といって、突然株を買いだしたり、盛り上がっている!?
仮想通貨を買ってみたり、サラリーマン大家さんに!という事で不動産を買ってみたり・・・
という人が多いのも現実ではないでしょうか!?
正しい知識をつけないと、この金融マーケットは完全に弱肉強食の世界
なので、取って食われるだけです(><)
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マネーのプロと言われる内藤忍先生、税理士の作田先生にご登壇いただき、
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マネーの知識を付けて、資産を確実に増やし、守っていけるよう、欧米に負けず、我々日本人は考え、
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