こんにちは、昨日内藤忍さんが主催される「世界の資産運用フェア」に出展して参りました。
今回もたくさんの方々にご来場いただきまして、常にブースはたくさんの方々でした。
朝10時からひっきりなしで、各種トークショーも大盛り上がりで、
毎回立ち見が出て会場に入りきれないほどの状況でした。
ブースは少々不動産に偏っているような印象を受けましたが、
内藤さんの現在の資産の在り方を映し出している!?ような気もします。
確かに、不動産は物を選べば=良い業者との関係性があれば、素晴らしい資産になると思います。
当社も今後数年以内に本格的に不動産事業にも手をつけていく事も想定しています。
しかし、当社のメインは不動産にはなり得ません。
それは皆様からも良く言われる通り、動かない(不)動産だからです。
全世界中でも非常に地政学リスクが大きいと言われる日本、東京(地震)。
そして北朝鮮を含む外交情勢、またそもそも日本はアメリカの属国であり・・・
いつ何が起こるかは、アメリカ様によって決まってしまう。
なので、当社(私西村)が考える理想の資産は、あくまでも主は事業、
そして余剰金で動産系現物資産(コイン等)、不動産現物資産、金融商品です。
そしてそれらを国内、海外に分け、どの国で何が起きても、
また金融不安が起きても、起きなくてもリスク分散を出来るように、
また事業投資以外はローリスクローリターンです
=あくまでも資産を減らさずに徐々に増やしていく
=資金を寝かさない という考えになります。
これは、内藤さんも同じような事を言っていました。
恐らく、オーナー企業の皆様は同じような感覚を持っていらっしゃるのではないかと思います。
やはり自分自身の保有する会社の成長=一番の資産であり収入源となるわけですから。
さて、話は戻りますが、今回のフェアで一番盛り上がっていたのは、
やはり仮想通貨(ビットコイン他)系のセミナーでした。
仮想通貨(ビットコイン)については、以前本ブログで記載しましたが、私は反対派です。
仮想通貨のブロックチェーン技術=供給量が限られるという基本設計に関しては大賛成なのですが、
名前の通り「仮想」なので・・・。
目に見えない物が、全世界中の人間が使う通貨になる事は難しいと思っています。
ネット上だからこそ、ハッキングは絶えず・・・。勿論個人情報は全て把握できてしまう。
しかし、現在バブルが弾けて・・・もう崩壊する・・・という
以前のチューリップバブルのようにはならないと思っています。
それは、技術自体は素晴らしいもので、ある一定の支持者によって本来の電子マネーの活用として、
インフラが整い、参加者自体も「投機」→「通貨の一つ」(SUICA他の電子マネーを持つイメージ)
として意識が変わってくれば、安定して徐々にまた価値も回復していくのではないかと思います。
そう、価値の急激な増減が貨幣としての役割として不適合なのです。
そして、それは元々中国人、そして現在の日本人の「投機好き」がもたらしている事だと思います。
私は投機は興味がありません。
そこにロジックが無いものは、お金をつぎ込む理由がないからです。
=単にお金稼ぎをしたいのであれば、徹底的に仮想通貨を含む金融世界に足を入れれば良い事かと思います。
しかし、私はお金は単なる生活をする上での一つのツールに過ぎず、お金稼ぎが目的ではないからです。
一度きりの人生で、人間の様々な可能性や、豊かさ(お金だけではない)を感じることに非常に興味があります。
だからこそ、会社という人が作るものは美しいですし、苦労があるからこそ楽しい。
その楽しさが一番の豊かさだと思っています。
仮想通貨は・・・う~ん 何か私の腹に落ちるものが無い・・・。
また私は男ですから(勿論女性もそうですが)、
やはり歴史上の偉人や古きものに対してロマンを感じたりします。
そしてそこから学ぶものがたくさんあり、人間の可能性というものに非常に大きな力を感じます。
アンティークコインはそういったロマンがあります。
ワインも絵画も・・・人が作る物には愛があります。
お子様に資産を継承するのに、現金・・・味気ないですよね。。。
やはり、何かの“思い”を含めて継承することに意味があると思います。
勿論、資産は継承するだけではなく、現在も増やして減らさないように・・・という事が大命題ですが、
それはたくさんの事をスピードをもってPDCAしていく事が一番です。
時代はどんどん変わります。
仮想通貨をやることも勿論良いと思います。PDCAしていければ。
ただ私はそこに“愛”がないのでどうしてもやる気にならないという事だけです。
もう一つ、前回のブログでも書きましたが、金融社会は超弱肉強食。
社会はいつの時代も弱肉強食です。
一般人が手を付けだした仮想通貨による資産を食い物にする人達が
この世の中を支配している事を忘れてはいけません。
歴史は繰り返す・・・
くわしくは私の書籍をお読みいただけますと幸いです。